スクールの選び方、留意点

◎J下部受験にスクール通いは必要か


 結論から言うと、必要です !!


 すでにJ下部ジュニアやJ下部にパイプのある強豪ジュニアチームに所属していたり、親がコーチ(コーチ代わりができる)の場合を除くと、セレクションで合格を目指すということは、学習塾に通わずに御三家レベル(麻布・開成・武蔵)の中学受験をおこなうのに等しいと考えます。


 Jクラブ毎のプレイモデルにもよりますが、いまだ身体的に早熟なコのほうがセレクションには優位であると言えます。子どもが希望するチームのU13の試合を YouTube や会場グランドで直接観ることで、どういった特徴(武器)を持ったコが合格しているのか、その傾向をつかむことができます。


 うちの場合は身長小さめ、足の速さは中の上くらいと、これといった身体的優位はさほどなく、学校のプール授業では「ガリガリくん」と揶揄されるくらいに痩せ型で、すぐに唇が青くなり寒くて震えだすので、泳いでいる時間はみんなの半分くらい、、、


 うーん、困った。。。何を武器に戦うか?! と考えた結果、唯一の身体的優位といえる敏捷性(反復横跳び 全国偏差値 65 )と戦略・戦術好き(サッカーではなく、経営戦略や戦さの戦術💦)を最大限生かすことにしました。



◎スクール選び



スクールを選ぶ条件にはどのようなものがあるでしょうか?


・通いやすさ(子どもだけで往復できる範囲)

・カリキュラムの特性

・スクール生のレベル

・コーチ陣の経歴、実績

・コート コンディション(天然・人口芝、土)

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などなど様々な条件が思いつきます。



 親の送り迎えが不要な範囲でスクールの雰囲気も良く、コーチの実技スキルや指導実績も十分、、、なんてところはそうそうあるものではないので、住まい探しと似た発想で何を妥協するかで選んでみましょう。


各スクールの雰囲気や周りのレベルなどは体験参加を重ねていくうちにパッと見で分かるようになってくるので、まずは色々なスクールに参加してみることが肝心です。


 うちの長男の場合は電車好きということもあり、小学3年生の時から独りで電車移動していました。そのため、親の送り迎え不要の条件はクリア。あとはTPOに合わせたポジショニング能力が足りなかったため、コーチから細かく指摘してもらいやすい少人数のスクールを探しました。


結果、自宅から1時間以内の範囲で、南米サッカー系のスクールと元代表コーチ・元プロの方が指導している二つのスクールに決めました。いずれも通い始めは、小学5年生からです。


なお、南米サッカー系のスクールはドリブルよりも、2〜3人で相手の裏をかくことに主眼を置いており、ダミー(フェイク)も含めた指示声を出さないとすぐにコーチから指摘が入ります。全体的に雰囲気もよくグループ戦術の部分で成長できたと思います。


また、元代表コーチのスクールでは高学年が2名しかいないため、特別に中高生クラス(10名程度)に混ぜてもらって練習。元プロのコーチ陣が混じって長めにミニゲームをおこなうスタイルで、どちらかというと習うより慣れろ、見て覚えろ、技を盗め的な印象を受けました。


現在セレッソ大阪で風間八宏氏がおこなっている小学生から高校生まで混合で練習する "スペトレ" に近いものを感じました。上のコたちに可愛がられ(いじられ?!)、とても伸び伸びと楽しそうに通っていました。


これにより、南米系スクールで学んだことを中高生相手にゲームで試すというサイクルができあがりました。




【 すべてはミニゲームで目立つために 】


J下部に限らず、主要クラブのセレクションで重視されるのはミニゲーム、通常ゲームでどれだけできるかという点です。ほぼ初めましてのメンバーとどういった化学反応を起こすのか、、、はたまた空気のように消えてしまうのか、、、

うちではこの初めましてメンバーでのゲームに慣れるため、週末はできるだけ親子サッカー・フットサル、個人フットサル(小学生限定 or 大人相手)などに参加。幸い(?!)チーム活動は3〜4年生で辞めていた(反復練習が多くつまらないとの理由から)ので何の制約もなく動くことができました。

いまにして思うと、週末の個サルのおかげで、初めましてメンバーともうまくコミュニケーションがとれるようになり、それがJ下部入団に大きく貢献したのかな、、、と。やはり何事も "習うより慣れろ" ということでしょうか。


J下部、ジュニアユース(U15)入団までの備忘録

長男がJ下部ジュニアユースに入団。 これまでに色々と試してきたことを振り返るための成長記録。

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